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カナダ・バンクーバーで、M/Mロマンスとか、BLとか

チャプター2 : 二人のラブラブな生活っぷり - 萌えどころと学びどころ『So This is Christmas/アドリアン・イングリッシュ(6)』

チャプター2は、もうすっかりラブラブな2人に癒されますね。
また、2人の会話も多いので、難しい表現や単語も少なくて読みやすいです。

では、さっそく、始めましょう!

※日本語翻訳版は読んでいないので、各英文の翻訳部分は私の意訳です。間違ってたら教えてください!

初々しさが爆発

“He’s still around. He’s a PI now. He’s also my…” I can’t explain why I felt so self-conscious saying the word. Maybe because it was still a word new to my vocabulary. Maybe it was because Kevin’s tone reminded me that not everyone was overjoyed that Jake was still around. That plenty of people were just as astonished as Kevin. “Partner,” I finished.Source : So This is Christmas (The Adrien English Mysteries #6)

(「まだ付き合いがあってね。今は私立探偵になってて、それから僕の…」僕は何故かその言葉を発するのに気恥ずかしさを感じた。たぶん、その言葉はまだ僕の中で新しい単語で、それにたぶん、みんながみんなジェイクの存在を喜んではいないと、ケビンの口調から思い出した。たくさんの人がケビンと同じように驚いていたし。「…僕のパートナーだよ」と続けた。)

self-conscious
気恥ずかしい、自意識過剰

聞いている私まで気恥ずかしくなってしまうような発言。

まぁ、初期のジェイクのホモフォビアっぷりは、確かに嫌な感じでしたもんね。
それが今となっては、すっかり丸くなって。
なんだか彼らの親戚のおばさんにでもなったような気分で、「うんうん、よかったよかった」と眺める日々です。

もうラブラブごちそうさまです

I won’t say I actually fell into his arms, but I was pretty happy to see him. “Hey yourself,” Jake replied and kissed me, the warm pressure of his mouth firm against my own.Source : So This is Christmas (The Adrien English Mysteries #6)

(実際に彼の腕の中に飛び込んだとは言わないけど、僕は彼に会えてとても嬉しかった。「ヘイ」ジェイクはそう返事をして、キスしてきた。彼の温かい唇が僕の唇に押し当てられた。)

あれ、こういう「Hey」って言い合ってる場面て、日本語翻訳版でどう訳されてるんでしょう?
「こんにちは」とか「やぁ」じゃぁ不自然な感じがするし。
翻訳版も買って見比べてみたい欲が日に日に募っていく…。

Hard to say—and it was a theory I planned on testing a lot over the next forty years—but I didn’t think I’d ever get tired of kissing Jake.Source : So This is Christmas (The Adrien English Mysteries #6)

(この先40年、たくさんテストする予定なので、まだ分からないけど、僕は一生彼とのキスに飽きることはないだろう。)

Hard to say
言い難い

この先40年テストする予定と、さらっと言ってて、こういう言い回しが非常に可愛い。

個人的に思うんですが、外国人…というか母国語が日本語ではなく英語の人たちって、言語のせいか唇周りの筋肉が柔らかいような気がするんですよね。
なのでキスが気持ちいいっていうのは理解できる気がします。
まぁ、統計が取れるほどの人数を確かめたわけではないですが。

Even these quick perfunctory kisses—well, it had started out quick and perfunctory, but the taste of him: that weirdly erotic blend of coffee and breath mint; the smell of him: an even weirder erotic blend of suitcase and Le Male aftershave; and the warm weight of his hand on my shoulder, drawing me in close, closer…Source : So This is Christmas (The Adrien English Mysteries #6)

(例えこういうちょっとした挨拶程度のキス…、いや、そつもりだったんだけど、彼の妙にセクシーに感じる、コーヒーとブレスミントが混ざり合った香りや、彼自身の香り、さらに妙なことに、スーツケースやLe Maleのシェービングクリームの香りも、そして僕の肩に乗っている彼の温かい手が僕を引き寄せるものだから…)

軽いキスで済ませられませんでした、と。

perfunctory kiss
形だけのキス、形式的なキス
Reluctantly, we parted lips. “Jesus, I missed you.” He smiled into my eyes. “Same here.” “I got used to spending all day every day with you.”Source : So This is Christmas (The Adrien English Mysteries #6)

(僕らは渋々唇を離した。「あぁ、もう、会いたかった」彼は僕を見つめてほほ笑んだ。「僕もだよ」「お前と毎日、一日中一緒にいるのに慣れすぎた」)

いや、別にやめたくないなら、やめなくてもよくってよ?

He casually dropped his arm around my shoulders, and I smiled at him. It’s not like I needed the physical proof of PDAs, and frankly Jake’s willingness to put his arm around me or hold my hand in public meant as much to me as the actual act. I can’t deny that warm weight on my shoulders felt good.Source : So This is Christmas (The Adrien English Mysteries #6)

(彼は何気なく僕の肩に腕を回してきたので、僕は微笑み返した。僕は別に証明として、公の場でのボディタッチが必要なわけじゃないし、ジェイクが僕に腕を回したり、手をつないだりしたいという率直な気持ち自体が、実際の行動と同じくらいに、僕にとってはとてもに重要なことだけど、僕はこの肩に乗っている温かな重みの心地よさを否定はできない。)

PDA (Public Display of Affection)
公共の場でイチャいつくこと

便利な表現ですよね、これ。日本語だと同じ意味を1言では言い表せる言葉が思いつかないです。
日本だとあまり公の場でイチャつく人が多くないからかな?

この文章を読んで、初めてバンクーバーに降り立ってダウンタウンを歩き回った時に、目の前でいかつい男性2人が手を繋いで歩いているのを見かけて、思わず「Oh, Canada...」と驚いたのを思い出しました。

If anyone else had said that to me, I’d have been instantly irritated. Somehow Jake pointing out the truth didn’t affect me the same way. Maybe because along with that intimate tone, he was so matter-of-fact.Source : So This is Christmas (The Adrien English Mysteries #6)

(他の誰がそう言っても、僕は瞬時にイラつくのに、何故かジェイクから事実を指摘されても、同じようにイラつくことはない。たぶんそれは、彼はとても率直な性格と、優しい口調のせいだろう。)

intimate
親しい
matter-of-fact
率直な

もう二人のラブラブっぷりにお腹も胸もいっぱいです。

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ジーナ

鞭が似合うとか、壇蜜に似てるとか言われる、M/Mロマンス小説とBLマンガ愛好家。
カナダ、バンクーバー在住。
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