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カナダ・バンクーバーで、M/Mロマンスとか、BLとか

32歳「子ども育ててみようかな」と「子供は欲しくない」を行ったり来たりな日々

「その子供が欲しいっていうモチベーションはどこから来てるの?」
という質問を、最近よく友人に投げかけている気がする。

別に意地悪な質問をしたいわけではない。
こんな質問をしてしまうのは、私の中から「子供が欲しい」という自発的な欲望が全く湧いてこないからだ。

勘違いしないで欲しいのは、私は「子供を持つ」というアイデア自体に一切ネガティブな感情はない。
むしろ、友人や同僚に子供が生まれれば、心からおめでとうと思っている。

なぜ、最近毎日のようにそんなことを考えているかというと、完全に年齢だと思う。
現在私が32歳、パートナーが30歳。

厳密にいうと、まだそこまでのハイリスクではないのかもしれないが、最近巷に溢れる「子供が欲しいと思ってコンドーム外しても簡単に妊娠なんて出来ないんだからな!」という脅し文句にすっかり煽られている。

現在の立ち位置

「子供は100%絶対に欲しくない!」という程ではない。
むしろ、そう思えたらどんなに楽か…。

仮にパートナーが欲しいと言えば、考えた上でおそらくYesと言うだろうし、うっかり授かったとしても、堕胎まではしないだろう。

自分で言うのもなんだが、非常にどっちつかずのぼんやり具合である。

そこで、「欲しくない理由」と「欲しい理由」をそれぞれ挙げて考えてみる。

欲しくない理由

そもそも子供好きではない

嫌いではない。
友人や親戚の子供を見て、静かな時は可愛いと思う。静かな時は。

しかし、いくら可愛いからといって、欲しいとまでは思わない。
「可愛いから欲しい」という感情だったら、むしろ犬の方が欲しい。

ただし、犬ですら「これから先15年くらい自分の行動に制限がかかる」などと考えて躊躇しているのである。それが人間であれば尚更だ。

やりたいことが多すぎる

目の前に読みたい本が列をなして待っている。
まだ2言語しか話せないので、他の言語も勉強したい。
もっともっとキャリアを積みたい。

などなど、やりたいことが多すぎて、毎日朝からその日何をするかプライオリティを考え、選んで行動している。
もっと時間さえあれば、他にも手を付けたいことは山ほどあるのだ。

これらをかなぐり捨ててでも、子どもが欲しいですか?と問われると、考え込んでしまう。

よく「子供がいないと老後が寂しい」説も耳にするが、確かに人生は長いし、子供がいると、成長に伴って次々とイベントが起きるから、退屈しそうにない。

「自分の暇つぶしのために子供を産む」というアイデア自体に納得はするが、そもそも私はいつ暇になるのだろうか。

つわりが大変

胸を張って言えることではないのだが、私は20代半ばで一度妊娠し、堕胎している。
この時の決断は、今でも1ミリたりとも後悔はしていない。

その時、堕胎するまで1ヶ月間ほど、激しいつわりに襲われ、ゲロゲロ吐いて痩せこけた。
妊婦さんって大変なんだなと、心底感じた。

おかげで、私の中で「妊娠する」ということは「あんな辛い思いをしてでも子供を手に入れる行為」になってしまい、結構な覚悟が必要になった。
まぁ、子育てをしている人たちに言わせれば、つわりなんて出産以降の大変さに比べれば、そうでもないのかもしれないけど。

遺伝子を残す必要性を感じない

これは「私のようなダメ人間の遺伝子を残すなんて子供がかわいそう」なんて卑下した感情ではない。

私もパートナーも、日常生活に支障は無い程度の遺伝性の病気を持っている。
そして、その病気は50%の確率で遺伝する。

その病気自体が子供を持たない理由ではないけど、わざわざ残す必要性を感じない。
時間とお金を大量にかけて子供を育てるなら、「もっと健康な遺伝子の方がいいんじゃないの?」とか、「むしろイーロン・マスクのクローンを大量生産した方がよくない?」など、「社会のために子供を産む」説を唱える人を見ると、本気で考えてしまう。

さらに、もし私たちの病気が遺伝する過程で突然変異したら?重度になってしまったら?と考えると、そんなリスクを冒してまで、子供をつくる必要ってなんだろう?と。

では、遺伝子が不満なら、養子にすればいいのでは?もしくは、精子や卵子をもらうなり買うなりすればいいのでは?ということも考えた。

別に他人の遺伝子を育てることに一切の抵抗は感じない。
ただし、またもや、そこまでして子供が欲しいのか?と思ってしまうのである。

今が快適

これは大きいかもしれない。

パートナーと二人で過ごす毎日が幸せで快適だ。
平日は二人で働いて、一緒にのんびり週末を過ごし、年に2回の海外旅行と、数回の国内旅行をする。

今が幸せで、さほど将来に不安もないので、ハイリスクな可能性を追加しようという気にならないのかもしれない。

欲しいと思う理由

欲しくない理由ばかりを並べ立てているように聞こえると思う。
しかし、日によっては「やっぱり子供を育ててみようかな」と思う日もある。

興味はある

興味はあるのだ。
ただし、興味しかないとも言えるんだけど。

ここで言う「興味」とは「好奇心」のことだ。

例えば、4年前、海外留学をする前に感じた、「英語を勉強したことないし、海外に住んだこともないし、やってみたら楽しそう」とういう好奇心は大きな原動力になった。

それと似たような好奇心を子育てに対しても感じている。
「子供を育てたことないし、1人の人間が成長する過程を観察するのは面白そうだな」と。

…好奇心だけで出来るほど子育ては甘くない、なんてありがたい助言を頂きそうだけども。

自分自身の成長

海外に出ただけで、驚くほど視野が広がったし、今まで気づかなかったことに気付くようになり、考え方も変わった。

きっと子育てを通して、学ぶことも発見することも多いだろうと思う。

やはり未知の体験は人を成長させると思うし、その可能性があるなら、挑戦してみてもいいんじゃないかと思う日もある。

少しだけ変わった

カナダに移住し、時間的にも経済的にも余裕ができた。
愛するパートナーにも出会えた。
もし子供を生んだとしても、国から得られるベネフィットも増えた。

それによって「欲しくない」から「いてもいいかも」くらいにはなった。
「子供が欲しい」ほどにはならなかったけど。

逆に言うと、子供が欲しくない理由が「ベネフィットや経済的な問題」ならば、住む国を変えればクリアできるわけだ。

結局のところ

これからもひたすら悩むんだろうな、と思う。

正直、ドン引きされそうだけど、赤ちゃんポストがあれば、産んでみるかもしれないと思う。

留学も海外移住も転職でも結婚でも何でも、人生は基本的に試してみて、合わなければ引き返せると思っている。しかも経験値付きで。
人生の遠回りに関しては大賛成だ。

なので割と挑戦することには積極的な方なんだけど、子供だけはそう思えない。
産んでみて、可愛いと思えず、後悔しても赤ちゃんポストはない。
ドイツやいくつかの国にはあるみたいだけど、実際どうなんだろうか。

と、ぐるぐると考えてしまったけど、数年後にこのブログを読み返して、まだまだ悩んでいるのか、それともどちらかに決めているのか、ある意味、今から楽しみだ。

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ジーナ

ジーナ

カナダ、バンクーバー在住。壇蜜に似てるとか、鞭が似合うとか言われますが、職業は女王様ではありません。M/Mロマンス小説とBLマンガがあれば生きていける。
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